天文20年(1551)、宗麟の招きによって豊後府内を訪れたイエズス会の宣教師
フランシスコ・ザビエルは宗麟の許可を得てキリスト教の布教活動を始めました。
天文22年(1553)には府内教会(デウス堂)が建てられ、毎日ミサとともに
少年合唱隊がオルガンやビオラに合わせて聖歌を歌ったり、宗教劇が演じられました。
こうした宗麟の手厚い保護もあり、豊後府内を中心にキリスト教は急速に広がりをみせ、
弘治3年(1557)には2,000人のキリシタンが、天正8年(1580)頃には豊後の信者は
約1万人を数えたといわれています。
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