梅名所
吉野梅園
冬の終わりと春の訪れを告げる、梅の花。大分県を代表する梅の名所『吉野梅園』では、約450本の梅が例年2月下旬~3月中旬にかけて見頃を迎えます。
吉野梅園を代表する「臥龍梅(がりゅうばい)」は、龍が地に臥した姿に似ていることが名前の由来とされています。古くは太宰府天満宮(福岡県)の梅の枝を持ち帰ったことが梅園の始まりだと伝えられています。
帆足本家
「富春館(ふしゅんかん)」
大分市の南に位置する戸次本町。この界隈に、幕末から明治にかけて酒造業を営み繁栄した『帆足本家』があります。時代を経て今なお美しい建物は、文人画家、田能村竹田など多くの文人や画家に愛され、かつて文化人たちで賑わったサロン「富春館」は、現在レストランやギャラリーとして使われています。
帆足本家母屋から見渡す庭園には美しい梅の花が咲き、私たちの心を和ませてくれることでしょう。
大分縣護國神社
明治八年に「招魂社」として創建され、大分県縁故の英霊四万四千余柱を御祭神とする護國神社。緑溢れる高台にあり、展望台からは大分市街をはじめ、別府、国東半島、お天気の良い日には沖合いに四国を望むことができます。
梅は大分県花である豊後梅を中心に約150本の梅が境内に植えられています。
武漢の森
『武漢の森』は、平和市民公園の一角にある庭園で、大分市と武漢市(中国)の友好都市締結5周年を記念して造られました。朱色や緑といった中国風の鮮やかな色が目を引く建物は、門をはじめ、いずれも中国古典建築で造られております。紅梅、白梅が異国情緒たっぷりの風景に華を添えます。